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Gray Zone

SREという職種が生まれてしばらくたつ。

インフラエンジニアにより大きな責任を負わせ、自動化しろという圧力で固めたキメラのような職種だとわたしは思っている。

SREが自動化を進めると、Terraformなどで書かれたIaCが育っていく。一方でソフトウェアエンジニアもインフラを書く。Serverless FrameworkでLambdaをデプロイし、KinesisやSQSのキューを定義する。どちらもインフラをコードで管理している。どちらも正しい。でも担当領域が重なる。

特にFaaS周辺の境界線が厄介だった。Lambdaの関数はアプリケーションコードだが、そのトリガーとなるKinesisのストリームやSQSのキューはインフラでもある。Serverless Frameworkが serverless.yml で定義するリソースと、Terraformが main.tf で管理するリソースが競合する。同じものを二箇所で定義して、どちらが正かわからなくなる。

結局これは技術の問題ではなく、組織の境界線の問題だった。コードで解決できる範囲には限界がある。

今後AIが全部書くようになったら、この境界線はどうなるのだろう。なくなるのか、それとも新しい境界線が生まれるだけなのか。